2019.11.08 Friday

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2012.01.29 Sunday

すばらしいお医者さんたち

渡米後一年もかかって、めでたくKaiser Permanenteという大病院の、低所得者向けの慈善保険に加入できた我が子たち。「やれやれ良かった」ということで、普段だったら行きもしない健康診断に社会見学気分で出かける。こちらでは、子どもはみな「かかりつけの病院」と「かかりつけのお医者さん」を持ち、定期的に健康診断に通うことが求められている。保育園の入園時ほか、様々な機会で、「かかりつけのお医者さん」を記入する欄があり、「いない」と言うと、「早く病院に行くように」とかなりのプレッシャーをかけられる。「そうは言っても、保険が・・・」と困ってきたが、これでやっと、晴れて「Kaiser!」と記入できる(エクスクラメーションマークはもちろん書かない)。

カイザー病院はオークランドにある。レンタカーで15分。中は広々として、明るく、快適で、清潔で、いわゆるアメリカの映画やドラマに出てくるような、あのかっこいい大病院の雰囲気。待合室には、あたたかみのあるファブリックのソファー。子どもがたのしく遊べるカラフルなおもちゃがふんだんに並べられ、大人用には何とスターバックスコーヒーのセルフサービス・ポットまで!思わず、「癒される〜」とにんまりしてしまうほどだけれど、完全予約制なので、待ち時間はほとんどなし。これだけで「何と贅沢なんだろう!」と感激する。日本でも最近はきれいな病院が増えているのだろうけれど(病院という場所にほとんど行かないので分からない・・・)、記憶の中にある、あの日本の病院のイメージ―殺風景で、みじめな臭気がただよう中、ひたすら我慢比べのように順番を待つ―とは文字通り別世界。

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2012.01.16 Monday

みんなで支える政治

気がかりだった葉山町長選。念願の山梨たかひと候補が当選!!熱烈な草の根の支持を得て、組織力に勝る対立候補を抑えての見事な勝利。感動。葉山が、これから本当に変わっていく。

同時に、これからが本当の正念場。町には過去数十年の負の遺産が大きくのしかかり、その清算はどう考えても容易ではない。山梨さんなら、きっとひとつずつ結果を出してくれると信じているけれど、それでもすべてが理想的に進むはずはない。避けられない弊害や矛盾だって出てくるはず。そんな中、少しでも多くの人々が、山梨さんに力を送り、町が長期的に良い方向に進むように、町政を支え、盛り上げていってくれたら、と思う。

「支える政治」。

これについては、よく思い出す言葉がふたつある。

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2012.01.15 Sunday

バークレーの食事情

全米一レベルが高いとの呼び声も高いバークレーの"食"。そういえば今までほとんど書いたことがなかったなと思い至り、1年半住んでみた限りでの印象を、ざっと紹介してみます。

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1. スーパー
バークレーと言えば「オーガニック」。実際に住んでみて、やはり至るところにオーガニックがあふれているという印象。オーガニック食材を重点的に扱っているスーパーが市内に1か所ではなく何か所もあって、カフェやレストランなどもオーガニックを謳う店が目につく。学校や保育園の給食も一部オーガニック食材を取り入れているらしい(程度は不明だけれど)。「オーガニック」、そして「地産地消」は、この地ではみんなが諸手を挙げて評価する身近なキャッチフレーズとして浸透しているように見える。

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2012.01.12 Thursday

サステイナブルな生き方

かなりの時差を経て、アエラ12月12日号の根本きこさんのクローズアップを読む。充実の5ページ。その内容の濃さ、メッセージの強さに圧倒される。

きこさんが逗子に営んでいたカリスマ・カフェcoyaは大好きな店だった。311のあと、きこさん一家が沖縄に移住して農業を始めたことは知っていて、その大胆な、でも本当に彼ららしい決断を、陰ながら応援していた。

それにしても、こんな山奥に住んでいるなんて。エネルギーにほとんど頼らず、お金をほとんど使わず、野菜作りから何から、基本は自分たちの手と物々交換でまかなっていこうとしているなんて・・・。

都市生活者には無謀と言われる挑戦だろう。みんなにできることでもない。でも、そういう選択を実際に「する」「しない」に関わらず、こういう選択が象徴的に照らし出してくれることこそを、現代人の僕たちは真剣に受け止めていかなければならないのだと思う。きこさんたちだけではない。311以降、新天地でまったく新しい生き方に移行した知人は何人もいるし、これから踏み出そうとしている知人も多い。その意味するところは大きい。

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2012.01.04 Wednesday

葉山が変わる日

カリフォルニアに来る前、4年間を過ごした葉山。都心から1時間あまりなのに、山があり、海があり、ゆったりとした開放的な空気が流れる。リベラルな若い世代の流入が進んでいて、他ではなかなか出会えないような多彩で魅力的な人々に、そこかしこで出会える。葉山を通してであった友人知人は、みな、お金では買えない贅沢や幸福を知っている。目指したい暮らしの手ざわりを知っている。ちっぽけな町だけれど、人と土地のエネルギーの可能性は、たぶん東京なんかより断然先を行く。都内から葉山に生活の拠点を移したことは、自分の人生の方向性に決定的な影響を与えたと思う。

今は太平洋の反対側にいるけれど、既に妻の両親まで呼び寄せ、すっかり「わが故郷」となった葉山。そんな葉山にとって、2週間後の1月15日はとても重要な日となる。

町長選挙。

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2012.01.01 Sunday

餃子の大みそか

こちらで親しくしている日本人のご夫婦から「毎年大みそかは夫婦で餃子をたくさん作って食べるのです」と数日前に聞いた。概念にとらわれていなくて「いいな」と思った。

我が家はと言えば、目下、連日手打ち麺の冬休み。当然ながら、「絶品手打ちうどん」での年越しを計画。しかし、計画の甘さゆえ、昨日30日の来客時に打ったうどんで小麦粉を使い果たしてしまったことに気づき、年越しうどん計画はあっけなく頓挫。

「ならば餃子を作りましょう」と妻のA子さん。「いいね!」と自分。横から「うどんを作る小麦粉がないのに、餃子が作れるわけないでしょ」と妻の母T子さん。「じゃあ、小麦粉を今から買いに行きましょう」ということになった。小麦粉があれば、そもそもうどんが作れるのに、本末転倒な感じだけれど、こんな成り行き任せも悪くない。そんなわけで今年の大みそかは餃子で過ごすことにあいなった。

中身は大ヒットの高きびとマッシュルーム。まずは焼き餃子。そして水餃子。大掃除もせずに、たらふく食べて、のんびりと年越し。いっぱい大変なことのあった2011年だったけれど、その中でもいくつもあったすばらしきことに感謝。来年の今頃はどこにいるだろう。2012年に希望を込めて。


2011.12.30 Friday

極上のラヴィオリ

ラヴィオリという実に魅力的な食べ物を、実際に食べる機会はそれほどない。日本では特に、美味しいものがほとんど手に入らない印象だった。

ここバークレーでは、イタリアのそれには及ばないかもしれないけれど、すばらしく美味な生ラヴィオリが簡単に手に入る。4th StreetにあるPasta Shopのショーケースに並ぶ色とりどりのラヴィオリ。



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2011.12.11 Sunday

あと1週間

課題も残すところあと1つ。その最後の1つが20〜30ページのレポートだったりもするのだけれど、それはひとまず保留にして、今日はほぼ3週間ぶりの完全オフを決め込む。



数年ぶりに皮から作ったヴィーガン餃子。先月遊びに来てくれた雑穀シェフの友人に倣い、高きびを餡に入れる(餡を作ったのは妻)。このところ、あまりに学校の勉強だけで手いっぱいで、グラノラを除けば何一つ作る余裕がなかったので、久々のこの手作りの感覚、そしてその裏切らない味に癒される。手作りはよいものだなあ。

それにしても今学期は大変だった。週末も半分以上はつぶれて、スローライフからは程遠い1学期だった。得たものは山ほど。しかし、そろそろ考え始めねばならない卒業後の進路を思うと、悩みは深まる(悩み:いかにして日常的に餃子を手作りできる生活を実現すべきか)。

しかしとりあえずはゆっくり寝ることにしよう。


2011.12.04 Sunday

休憩時間

今学期も残すところあと2週間。怒涛の課題をかき分けつつ、つかの間の休憩時間。



土曜のファーマーズマーケットに出店しているMoonlite Bakeryのケーキ。店舗をもたないこのお店のおやつは、普通に砂糖入りだけれど、上質な材料と丁寧な作りで、僕の知る限り、この界隈ではピカイチおいしい。思わず毎回買ってしまう。子どもには「辛いお菓子だからごめんね」と嘘をつく(さもないとサバンナのハイエナ物語のようになってしまうから)。

気に入りのブルーボトルコーヒーとともに。


2011.11.17 Thursday

虫の知らせか

ある晩、何の脈絡もなく85年の日航ジャンボ機墜落事件と2001年のアメリカ同時多発テロのことが頭に浮かび、深夜にネットサーチしてひとり恐怖に戦いていた(おかげで課題は滞る)。朝になってもその生々しい感覚が拭えず、朝一番のインターネットニュースをチェックするのが怖かった。

薄気味悪さを抱えたまま、学校に向かい、不穏な気持ちで勉強していると、「キャンパスで発砲事件発生。現場に近寄らないように」の緊急メールが飛び込んできた。既に犯人は取り押さえられたあとだったけれど、本当にすぐ近くの建物だった。犯人は学生で、本人が発砲する前に警察が駆け付け、警告に応じなかったので警察に射殺されたらしい。被害者ゼロとは言え、キャンパス構内では20数年ぶりという発砲事件。これだったのかなぁと思いながら、動悸が収まらない。

周りの学生は、みな話題にはしているものの、ごく平静に、快活に過ごしている。それが妙な現実感と言おうか、離人感のようなものを自分の中に作り出し、ドキュメンタリーフィルムを眺めているような哀しい気持ちに苛まれた。

結局、授業も休講にはならず、そのまま夜までキャンパスで過ごしてバスで帰宅。いつもはあっという間のバスが永遠に感じられたけれど、何事もなく帰宅。ほっとした。

先週は、授業のフィールドワークでオークランドの非営利団体を訪問したら、そのすぐそばで夕方に銃殺事件が起こったことが分かった。キャンパスでは州の予算カットや授業料値上げに抗議する学生デモが活発化していて、警察による暴力行使まで発生。何だか物騒な様相。耳を澄まして、注意すべし。


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