2016.05.13 Friday

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2011.02.21 Monday

32時間プロジェクト終了

我が公共政策大学院の恒例「32時間プロジェクト」が終わった。60人くらいの同級生が、朝の10時にくじ引きで「題材」を割りふられ、何の前提知識もないところから、翌日の夕方5時までに政策提言書をまとめるというもの。「題材」は、わずか一文。自分が引いたのは、「歴史的保全の規制は、より一般的な土地利用を操作しようとする自己中心的・イデオロギー的集団の露骨な企ての一例だ」。こういう投書がなされたという仮定に基づき、問題の論点を洗い出し、行政官もしくは議員向けに分析を行う。

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2011.01.30 Sunday

春学期、始動

やっと春学期の時間割が定まった。今学期に履修するのは、Microeconomics of Public Policy Analysis(ミクロ経済学)、Quantitative Methods(計量経済学)、Introduction to Policy Analysis(政策分析入門/グループプロジェクト)の必修3科目に加え、農学部から履修するMicroeconomic Theory with Applications to Natural Resources(環境経済学)、STATA Workshop(統計ソフトウェアSTATA)の5科目。

グループプロジェクトは、3〜4人の学生で、実際に外部のクライアントの依頼を受けて政策分析と提案を行う、という実践的なもので、学校側が準備した25個くらいのプロジェクトから、各自の希望に応じて振り分けられる。僕は運よく、「カリフォルニア州アラメダ郡のごみ50%減量のための経済政策分析」という、自分にとっては願ってもないプロジェクトに当たることができて、今学期が俄然楽しみになってきた。このグループプロジェクトは、我が校のカリキュラムの最初の山場、という位置づけらしく、同級生たちも「たのしみだけど大変そうだね」と口々に言っている。何にせよ、またとない勉強になることは間違いない。

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2010.12.06 Monday

サバイバルということ

統計の授業で、2週間ほど前からSTATAというツール(ソフトウェア)を使い始めた。最初に大学院生の助手による1時間のワークショップがあったけれど、それ以降は特に何のガイダンスもなく、プリントが配布されるわけでも教科書が紹介されるわけでもない。「まだ本格的なスタートは先なのかなぁ」と思っていたら、突然STATAの使用を前提とする課題が出た。

休み時間に図書館でひとりで解こうとしてみたら、まったく分からない(だって何も習っていないに等しいのだから)。締切は翌日の正午。一瞬気が遠くなりそうになったけれど、「困っているのは自分だけではないはず!」と気を取り直し、同級生が自習やミーティングをしている「リビングルーム」に向かう。

予想どおり、10人くらいの同級生がこの課題と格闘しており、揃いも揃って大混乱に陥っている。この課題は「テスト前の実践練習」として位置づけられており、「共同作業」も認められているので、先に解けた人の回答を回し読みしたりしつつ、「どうやるの?」「どうして!?」「分からない・・・」などとみんなで大騒ぎしている。

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2010.11.25 Thursday

一大イベント

「政治学」の授業で、「模擬国会」をやった。履修生ひとりひとりが国会議員や政府高官の役割を割り当てられ、予算案の議決過程をシミュレーションするというもの。「当日は深夜まで何も予定を入れないように」とのお達しが出ていて、正直、高校生でもあるまいし、負担だなぁ、、、などと思っていた。

数日前から、同級生の間で「スナック持参」の呼びかけが始まり、どうやら上級生から「スナックがあるとないとでは楽しめ方が違う」という噂が下りてきている模様。教授までもが、「夕食のピザは用意するけど、アルコールは提供できないので、欲しい人は持ってくるように」などと、冗談とも本気ともつかないコメントをするので、まったく訳が分からないまま、とりあえずはお気に入りのトルティージャチップスの特大袋を持参した。

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2010.11.21 Sunday

きちょうめんな日本人

いくつもの発表やレポートが重なって、さすがに体力勝負となった今週。何とかすべてをこなし、金曜朝、書き終えたレポートを握りしめて(という気分)授業に臨む。すると、GSI(ティーチングアシスタントの大学院生)から衝撃のアナウンスが・・・。

「みんな、いろいろ締切が重なって大変だったみたいだね。何人もの学生から、締切を延ばしてほしいというメールが届いたよ。さすがに僕は締切を変えるような立場にはないけれど、みんな考えてみて。レポートは「今日の夕方5時までに僕のロッカーに提出」だけど、金曜の夕方5時に僕がすぐに取りに来ると思う?いや、たぶんそれはありえないだろうな。一番ありうるパターンは月曜朝に取りに来るというパターンだから、忙しい人は日曜日に提出すればいいよ。」

ホォー! 日本ではまずありえない展開に、日本人の同級生と苦笑い。こんなことなら、もっとレポートに手を加えられたのに・・・。でも、おかげでゆったり週末が過ごせたから、後悔はしていないけれど。

先だってのテストでは、「はい、終わりーーー」という掛け声で答案を提出し、鉛筆やら消しゴムやらをカバンにしまい、ドアに向かって歩き出すと、何人もの学生がまだまだ必死で鉛筆を走らせている。日本だったらまず間違いなく失格のパターンだけれど、こういうのもぜんぜん平気なんだなぁ、とカルチャーショック。

日本のきちんとした感じに慣れ親しんだ自分としては、驚きの連続。でも、こう真正面からあの手この手で大らかに来られると、もしかしたら日本人は余計なところで神経を使いすぎているのかもしれないなぁ、と思えてくる今日この頃。


2010.11.15 Monday

テスト、課題、テスト・・・

いよいよ学期も大詰め。テストに次ぐテスト。課題に次ぐ課題。そんな中、当初はいささかのんびりだった経済学や統計学も、結構ややこしい内容になってきて、少し大変だけど、やりがいのある感じになってきた。

ひとことに「経済学」「統計学」と言っても、うちの学校のそれらは、公共政策修士の必修科目としてしっかりとデザインされている。専門家から見れば、本当にまだまだ初歩の初歩をやっているに違いないわけだけれど、最初から公共政策への応用はひとときたりとも忘れられることはない。というか、すべての概念は、公共政策を事例に説明されるので、結構たのしめる。どれも、「あぁ、去年仕事をしているときに知っていたら・・・」と思うことばかり。

特に経済学は本当におもしろくて、こんな初級レベルなのに、一丁前に低所得層のためのフードスタンプ制度や税制優遇措置の分析を中心に授業が進んでいく。経済学を今までまるきり知らなかった自分としては、今さらながら、「ほぉ、こういう見方ができるものなのか!」と、シンプルに新鮮な感激があるので、10月に38度熱があったときも、思わずがんばって一度も休まず出席したのだった。

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2010.11.01 Monday

必死の毎日

・・・というほどでもないけれど、病中の遅れも手伝って、日々迫りくるテストや課題にてんてこ舞の毎日。11月4週目のThanksgivingの休暇までは、気の休まらない生活が続きそうだ。

とは言え、テストやレポートの嵐にもずいぶん慣れてきた。一昨日は経済学の2回目の中間テスト。こちらのテスト、ほかの大学はどうなのか知らないけれど、日本とはまったく異なる「厳密さ」のもと、執り行われる。

その1.公正な採点のため、答案には8ケタの学生番号のみ記入し、氏名は記入しない。
その2.更に公正を期すため、答案は複数の助手によって採点される。
その3.試験時間中にトイレに行きたくなったり、喉が渇いたりしたら、自由に休憩を取ってよい。

うーむ、この「厳密さ」のアンバランスは、まことに新鮮だ。。。統計学のテストなどは、問題を解くのに必要な何ページもの「公式」のリストを試験に持ち込んでよいことになっている。もう30代の自分としては、暗記は脳に負担がかかるので、覚えなくてよいのは非常に助かる。それにしても、試験前の先生のコメント「持ち込んだ資料にはほかの書き込みはしないでね」は、かなりの性善説と言わざるを得ないなぁ。。。


2010.10.27 Wednesday

やっと復活

何と熱がひくのに12日間もかかってしまった。途中、38度以上まであがること4〜5回。そのたびに大根湯を飲んでみたり、家族に自然療法の手当をしてもらったり。どれも効果は抜群だったけれど、週に3つくらいはこなさなければならない課題があるので、完全に眠りこけているわけにも行かず、隙を見ながら結局ほぼ毎日学校に行ったりコンピュータに向かったりするのがよくなかったのか、何度もぶり返してしまった。

後半1週間はさすがにきつかったけれど(学校と風邪との両立が)、今回はとにかく、めったに出ない熱が出せたのが自分としては大満足。まさに10年ぶりの熱を一度に出したという感じで、久々に何物かが発散できたのでは、と踏んでいる。妻や4歳の長男に続いて、4ケ月の娘までもがゴホゴホと咳き込み始めたのにはさすがに焦ったけれど、清潔な居住空間ときちんとした食養が確保できる環境にある限り、大抵は適切な過ごし方と自然治癒力で何とかなると信じている。薬を飲むのは簡単だけど、身体の不調に耳を傾けて、しっかり向き合うことが、結局はいちばん必要なことだと思うから。でも、今回アメリカにいて、街角やテレビで日常的に目にする貧困層の人たちを思い浮かべると、「清潔な居住空間ときちんとした食養」って、当たり前だけど決して所与のものではなくて、たまたま幸運にも手にすることができた貴重なものなんだなぁという事実を実感させられた。

この2週間、生き延びるのにせいいっぱいで、課題以外のことは何ひとつできなかったけれど、こんな状態でも何とか崩壊せずに食い下がることができたのは、ひとつ大きな自信になった。しかしお陰で今週から来週にかけてのテストや課題の準備は相当遅れ気味。これを乗り切れば、今学期のゴールが見えてくる。。。


2010.10.07 Thursday

好調な毎日(と思いたい)

家族が来てから、生活にきちんとペースができて、非常に快調な日々になってきた。久しぶりに再会した子供たちは殊のほか可愛くて、渡米前はずいぶん上の子に怒っていた気がするけれど、最近はあまり腹も立たず、むしろただただ可愛いなぁと思うことの方が多い。

当然勉強にはしわ寄せがくるけれど、月曜から金曜まで毎日朝7時55分に家を出て、6時半に帰宅する。授業以外の時間は、図書館や家族寮の自習室(24時間オープン!)で勉強する。帰ってきたら、みんなで晩御飯を食べて、一緒に遊んだりお風呂に入ったりする。9時にはみんなで寝て、3時に起きて7時まで勉強する・・・というプランなのだけれど、なかなかプランどおりには行かなくて、課題の締切があれば夜もコンピュータに向かってしまったりするし、そもそも3時起きは眠すぎて自分には無理!?という様相ではあるけれど、それでも総じて良い感じで生活ができている気がする。

とにかく、最大の目標は、週末を極力家族で楽しむ時間に使うこと。これは自分の2年間のタイムマネジメントのいちばんのテーマに位置付けたいと思っている。20代前半で日本の大学院に行ったときは、勉強に遅れるのが不安で、本当にダラダラ(かつイライラ)勉強していたけれど、この歳になってみると、トータルの生活を軸に考える余裕が身についているのが大きい。特に家族が来てからは、なぜ自分がわざわざアメリカくんだりまで来て勉強しているのか、そこから何を得たいのかが、感覚としてよりしっくりと馴染んできて、カリフォルニアで家族と過ごす2年間を、家族全員の人生の中で実りあるものにしたいなぁという、非常に前向きな気持ちが保てている。留学生の多くが地獄を見るという最初の1学期。まだ3分の1が終わったところだけれど、3つの中間テストと1つのレポートと1つの発表を無事にくぐり抜けることができたし、この調子で主体的に乗り切りたい。


2010.09.18 Saturday

勉強の「こなし方」

とにかく課題に追われる毎日。たとえば、今週の課題はこんな感じ。

月曜日:経済学(教科書40頁+参考文献33頁+3時間ほどかかる宿題提出)
     統計学(教科書35頁) リーダーシップ(リーディング120頁)
火曜日:政治学(リーディング47頁)
水曜日:経済学(教科書20頁+参考文献36頁)
      リーダーシップ(A4・2枚のレポート提出)
木曜日:政治学(リーディング37頁)
金曜日:この日までの課題はないので、来週月曜締切の統計学の宿題、
     水曜締切の経済学の宿題、金曜の経済学の中間テストの勉強を開始

毎週月曜が山場。とてもじゃないが、前日に終わらせられるような量ではないので、数日前から計算して、どんどん消化していかないと間に合わない。そして、木曜の政治学を終えると、ものすごくほっとする。そしてすぐに翌週の準備を開始、という日々。それにしても、これらすべてをきちんと終えるのは、留学生の読書力ではほぼ不可能に近い。あまりに大変で、先週から何人ものアメリカ人の同級生に「全部読む時間ある?」と聞いてみたところ、「ない」「アメリカ人でも無理」「難しすぎ」といった答えが返ってきた。それでもやはり、全然読まないわけにはいかないので(授業は読んでいることを前提にどんどん進んで行ってしまう)、とにかく無理やり消化して食らいついていく必要がある。

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