2019.11.08 Friday

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2013.09.30 Monday

湖西の高島へ

土曜日。左京区から車で1時間の滋賀・高島へ。湖回りで行くのがいちばん近道だけれど、今日は朽木(くつき)という峡谷の山道を抜けていく。朽木は、運転していても思わず「わあー」と歓声が出てしまうほどの雄大な大自然。最近は人気が出て、移住者も増えていると聞くが、あまりに大自然すぎて、自分たちが住むにはレベルが高すぎる…と萎縮する。

そんな朽木を通り抜けて到着した高島の中心部は、ずっと町らしい場所。高島については、まだほとんど何も知らないに等しいけれど、これまでに何人かの信頼できる筋から「いいところだよ」「近畿なら高島では?」との声をもらっている。京都や大阪から遠くなく、豊かな自然に恵まれ、地価は驚くほど安く、外部からの移住にも積極的な、かなり自由で開かれた町らしい。アーティストなど若い世代による文化的なイベントも始まっているようだし、有機農業推進モデル地区にも指定されているようだし、たしかに「未来に向けた可能性」が随所に感じられる。

まずは、なやカフェにおしえてもらった「ワニカフェ」へ。
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2013.09.28 Saturday

なやカフェ、ふたたび

左京区の知る人ぞ知る脱経済カフェ「なやカフェ」で久々にランチ。

この店はあまりにスペシャルで、ディープで、行くと全身が感動し、生活すべての居住まいが正されるほどなのに、何か月も足を運べなかったのはなぜかと言うと、950円のパスタランチを食べて食後のコーヒーを飲むのに2時間かかり、しかも金土日しか開いていないため、我が家は金曜日しか行けないからだ(2時間のランチは長男K付きでは不可能)。

↓オーナーの青年の類まれな人となりがすべて表れる店内。
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2013.09.24 Tuesday

滋賀づく日々

記録的な豪雨に見舞われた台風から1週間。すっかりブログから遠ざかっている間に、濁流のように荒れ狂っていた近所の川も、もとの平和で清らかなせせらぎに戻り、空はすっかり秋の色。

そして我が家は、一気に滋賀づいている。「奈良、奈良、奈良!」と思い続けていた我々に、「比良」という変化球のような地名が提示されたのは、台風明けの当日。なぜかひらめくものがあり、そのまま急いで下調べを進め、土曜日には物件の内覧まで進めた。

湖西地区と呼ばれる琵琶湖畔の町。京都駅から電車で31分という近さながら、比良山系の豊かな自然に恵まれている。近畿では有名な別荘地らしく、設計住宅が散在する開放感あふれる街並みは、一般的な田舎町のそれとは一味違う。
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2013.09.03 Tuesday

開ける気配

今年の夏は不調だった。日々はそれなりにたのしく過ごしていたが、いろいろなことがかみ合わず、たのしみなはずの今後の生活への動力にもきっかけにも欠け、漠とした確信のなさが通奏低音のように響いていた。1月に生まれる3人目の子の誕生もたのしみに思えず、3か月後、6か月後、1年後への生き生きとした予感が湧いてこないのが、我ながら気がかりだった。先週はついに力尽きて、毎日1〜2回、米粉の蒸しパンの試作に励むのが唯一の砦、という日々だった。

どうしてそんな風になってしまったのかよく分からないけれど、急に秋の気配が押し寄せた今週、やっと元気になれた。

大きなパワーをくれたのは、立て続けに現れた3冊の本。サブレット先の本棚で、そして、遠いカリフォルニアに住む友人から。今の自分にいちばん必要な本と次々に出会えたのは良い兆候だ。
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