2012.05.31 Thursday
帰国準備、着々
帰国まであと10日。帰国準備は、思いのほか、気楽に、順調に進んでいる。
いちばん心配だった家具の始末は、craigslistという、こちらでは本当に大規模に普及しているオンライン掲示板で、どんどん売れた。craigslistで手に入れた家具を、craigslistで売り払う。循環を実感できて大満足。品物によっては、掲示して数時間のうちに5通も6通も「欲しい」というメールが届く。引き取りに来た人とも、「craigslistって本当にいいよね〜」と会話が弾む。こちらでは、不動産の賃貸も、日本のように不動産屋さんを通さずに、craigslistで直接賃貸契約するのが一般的らしい。つくづく凄いなあと感心する。
ただ、今回はいくつかの物を300ドルあまりのやや高い金額で出品したためか、複数の詐欺メールが届いて驚いた。craigslistではよくあるトラブルらしい。メールの文面はどれも共通して「忙しいので直接見に行くことはできないけれど、すぐに小切手を送ります。追って配送業者を手配します」という内容。危うくひっかかりそうになってしまったけれど、いかにも怪しい小切手が届いて危機一髪で気が付いた。この手の小切手を自分の口座で現金化しようとすると、大抵は不渡りで、仕組みはよく分からないけれど、最終的に自分がその責任の一部を負わなくてはならなくなるとか何とか・・・。トラブルを避けるには、とにかく「直接会って、第三者を介さずに取引する」ということ。これだけでトラブルの99%は回避できるらしい。良い経験になった。