日曜日のタイ寺院
バークレーのアシュビー付近にあるタイ寺院では、毎週日曜の昼、構内で賑やかな食べ物市が開かれる。信者による資金集めイベントで、かなり大規模。食べ物も結構行けるし、何より雰囲気がたのしいので、快晴の日曜日、時々思い出したように行きたくなる。
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Category : 北カリフォルニアでの日々
即席スーパー・ランチ
今学期は、授業も週3コマ。学校にほとんど行かなくてよいので、勉強は基本的に、寮の中にあるStudy Room(自習室)でしている。家から徒歩2分。もちろん、昼ごはんは家に戻ってきて食べる。
戻ってくるとは言え、勉強の途中なので、本格的なご飯の準備などする気になるはずはない。そんな中、ものすごく気に入っているのが、こちら、自画自賛の即席スーパー・ランチ。
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ミュアウッズ国立公園
ボリナス、そして、きれいなスティンソン・ビーチを経てのNorth Bay巡り。今回は、有名なミュアウッズ国立公園へ。
車でわずか45分で、こんな自然の中に入れるって、やはりなかなか凄い。これらの巨木はレッドウッドというセコイアの一種。「地球上でもっとも大きい生物」らしい。
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パーマカルチャーに出会う
卒業までわずか3ケ月。バークレー滞在も総決算の時を迎えた。
子どもと学校とローカルフードの三角形の内側をうろうろし、サンフランシスコにすら滅多に足を運ばなかった我々を見て、最近親しくなったバークレー在住18年のKさん:「そんなにどこも見ずにベイエリア(=サンフランシスコ、バークレーを含むこの地域一帯)を去ってもらったら困るわ!」 直ちに我々の偏った嗜好を正確に理解し、数々の「絶対に行かねばならぬ場所」を処方してくださった。
それが数週間前。お陰で、North Bayという、まったく雰囲気の違うエリアと出会えることになった。North Bayといえば、一般的にはサウサリートという風光明媚な町が有名だけれど、すすめていただいたのは、ボリナス、ポイント・レイスなど、もっと西側に踏み込んだエリア。空気がやわらかく、自然が豊かで、そのゆったりとした風情に一気に引き込まれた。この3週間で2回も足を運び、これからもまだまだ繰り返し行く予定。
最初に行ったのはボリナス。Regenerative Design Instituteというパーマカルチャーの団体のオープンデーに合わせて繰り出す。
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食べ残さないアジアの心
近所の台湾人二家族の合同パーティに招待された。会も終盤にさしかかったころ、ある光景に目が釘付けになる。台湾人のお母さんが、娘の食べ残したご飯をおもむろに自分の前に置き、代わりに食べ始めたのだ。
「これだ!」という懐かしさと、安堵と、こみ上げる喜びを感じて、思わず彼女に感激をぶつけてしまったら、恥ずかしそうに照れてしまって悪かった。でも、台湾人の夫たちも即座に共感してくれ、みんなで「食べ残さないアジアの心」についてひとしきり盛り上がった。
というのも、この地に来て1年半、いろいろな場でいろいろな国籍の親子と飲食をともにする機会があったけれど、「子どもの食べ残しを親が食べる」というシーンにはほとんどお目にかからないのだ。日本でも、決してすべての親が自分の子どもの食べ残しを代わりに食べるわけではないと思う。でも、代わりに食べるところまではいかなくても、少なくとも「お皿にとったものは残さず食べなさい」「食べきれないなら、そんなに取るのはやめなさい」「どうしても残してしまったら、用意してくれた人にごめんなさい」という、何とないスタンスを多くの親が共有しているように感じる。