2019.11.08 Friday

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2011.10.25 Tuesday

厳しい気候

「ベイエリア」と呼ばれるサンフランシスコ/バークレー一帯は、「穏やかな気候」で有名らしい。みな二言目には「気候がすばらしい」とこの地を褒め称える。たしかに、この完璧な青空、そして真夏でも暑すぎず、真冬でも寒すぎず、美しい花々が長期間咲き乱れるこの気候は、天の恵みを感じさせてくれなくもない。

けれど、「穏やかな気候」と言われると、いまだに首をかしげてしまうのは、「年間」の寒暖の差は小さくとも、「日々」の寒暖の差があまりに激しいからだ。日中はカリフォルニアを象徴するような劇的な快晴でも、夕方以降は別人のように冷え込み、夏でも上着が手放せない。今は10月末だけれど、先週は晩秋のように冷え込み、かと思えば、ここ数日は夏の再来のように暖かくなり、今日は再び本格的に寒い。今年の1月は暑くてTシャツ1枚で済む日が何日もあった。昨夏の渡米以来、あまりに急激な寒暖の変化に何度も体調を崩した。せめてもの自己防衛として、まるでおばあさんのように、バックパックに上着やらトレーナーやらを詰め込み、常時「レイヤー」に備える生活。

この気候、四季のゆるやか且つ不可逆的な変化に慣れた日本人の身体には、かなりの負担がある。たしかに日本の夏は「猛暑」という言葉がぴったりだし、冬は時に泣きたいほど寒い。アメリカも、北の大都市のほとんどは夏と冬の温度差が半端ではないようだから、ベイエリアの気候をありがたがる人の気持ちも分かる。でも、いくら年間の温度差が少ないからと言って、日々のこの凄まじい寒暖の変化を「穏やかな気候」と言い切ってしまえるアメリカ人は、やっぱり強いなぁとある意味感心してしまう。

こんな寒暖をものともせず、毎日Tシャツだけで平然と乗り切れるようになったら・・・それはアメリカに相当程度順応した証拠ではないかと密かに考えているが、そんな日はいつまでも自分には訪れそうにない。


2011.10.20 Thursday

「バークレーの良さ」に出会う

美しい町バークレー。人々はこぞって「全米最高の町」「こんなリベラルで気持ちの良い場所はほかにない」と胸を張る。その意味はまったく分からないではないけれど、これまでは、どちらかと言えば、「はて、それほどだろうか?葉山だってかなり素敵なんだけど・・・」というのが本音だった(海外に出てきて、より一層強く思うけれど、葉山はやっぱり稀有な町だと思う)。

それがここに来て、「あぁ、これぞバークレーならではなのだろうな」と素直に思えるような場に立て続けに出会っている。

まずは、最近参加し始めた「クロップ・スワップ」。トランジション・バークレーが7月に始めたばかりのこのイベント、家庭菜園で育てた野菜や果物を各自が持ち寄り、好きなように交換するという、ただそれだけの内容。これがまことに愉しい。来る人々が織りなす幸福なエネルギーと、周囲の緑と、手をかけられた野菜の美しさに癒される。



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2011.10.09 Sunday

好調!鼻うがい

前回の記事のあと、すぐに鼻うがいの情報を教えてくれたOさん、ありがとう!お蔭で、鼻うがいが嘘のように上手にできるようになりました。

ひとたびできるようになってしまえば、何ら難しいことはなく、しかもこの気持ちの良さは革命的。毎朝意欲的に取り組んでいるのだけれど、終わったあとは、午後までまったく鼻が詰まらず、「鼻で息ができる!」という感激を何度となく感じる。酸素が胸に大量に入り込むのを感じる。

そして、洗浄するたびに鼻から出てくる夥しい数の謎の物質。古い血の塊のような形状で、普通に鼻をかんだ時にはまずお目にかからない代物。鼻の奥深い部分の汚れだろうか。

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2011.10.06 Thursday

ミステリアスな鼻うがい

昔から急性蓄膿持ちで、ひどい風邪を引いたあとは必ず蓄膿を発症し、治るまでに2〜3週間かかる。去年から時々歯が激痛を起こしていたのも、蓄膿のせいで歯の神経が圧迫されるせいだということが分かり、ひと安心(安心していいのかどうかわからないけれど)。

蓄膿は、どうも完治が難しいらしく、「抗生物質」とか「ひどくなると手術」というような話しか聞かない。自然療法の本には「鼻うがい」というのが載っていて、塩番茶で鼻を洗うとそれなりの効果があるという。せっかく毎日番茶を飲んでいるのだから、やってみましょう、ということで、いざやってみたら、大きな謎に包まれた。本や各種サイトには、「片鼻から入れてもう片方の鼻から出します」とか「鼻から入れて口から出します」などと、さも当然のことのように書いてあるのだが、こちらの意識の傾け方が悪いのか、はたまた鼻腔の構造が悪いのか、どうしても出せずに飲み込んでしまう。

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2011.10.03 Monday

忙しい・・・

ここのところ、学校が忙しく、さすがにブログを更新する余裕もない。土日も完全には休めず、必ず数時間、時には終日、スタディールームに籠る羽目に。

書きとめたいことはいろいろあるのだけれど(長男のキンダーガーテンのこと、エコロジーセンターストアのこと、水道水の発見のこと・・・)、今はただ流れ落ちて行ってしまうのみ。

学生の分際で言えることでもないけれど、ワークライフバランスの問題にはつくづく考え込まされる。4月に前ミシガン州知事(女性)の旦那さん(元エリートで、今は主夫)の講演を聞く機会があって、「ワークライフバランスの確保には、夫婦のどちらかが家庭にいることが不可欠」という趣旨の発言に、「意外(アメリカなのに!)」と「納得(共働きの大変さを考えると)」の2つの感想を持ったけれど、ひとりが家庭にいたとしても、もうひとりが忙しすぎたら、それってワークライフバランスは保たれていると考えるべきなのだろうか?

わからない。が、今は考える余裕もないので、とりあえずは数週間耐え忍ぶのみ。


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