2019.11.08 Friday

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2010.10.27 Wednesday

やっと復活

何と熱がひくのに12日間もかかってしまった。途中、38度以上まであがること4〜5回。そのたびに大根湯を飲んでみたり、家族に自然療法の手当をしてもらったり。どれも効果は抜群だったけれど、週に3つくらいはこなさなければならない課題があるので、完全に眠りこけているわけにも行かず、隙を見ながら結局ほぼ毎日学校に行ったりコンピュータに向かったりするのがよくなかったのか、何度もぶり返してしまった。

後半1週間はさすがにきつかったけれど(学校と風邪との両立が)、今回はとにかく、めったに出ない熱が出せたのが自分としては大満足。まさに10年ぶりの熱を一度に出したという感じで、久々に何物かが発散できたのでは、と踏んでいる。妻や4歳の長男に続いて、4ケ月の娘までもがゴホゴホと咳き込み始めたのにはさすがに焦ったけれど、清潔な居住空間ときちんとした食養が確保できる環境にある限り、大抵は適切な過ごし方と自然治癒力で何とかなると信じている。薬を飲むのは簡単だけど、身体の不調に耳を傾けて、しっかり向き合うことが、結局はいちばん必要なことだと思うから。でも、今回アメリカにいて、街角やテレビで日常的に目にする貧困層の人たちを思い浮かべると、「清潔な居住空間ときちんとした食養」って、当たり前だけど決して所与のものではなくて、たまたま幸運にも手にすることができた貴重なものなんだなぁという事実を実感させられた。

この2週間、生き延びるのにせいいっぱいで、課題以外のことは何ひとつできなかったけれど、こんな状態でも何とか崩壊せずに食い下がることができたのは、ひとつ大きな自信になった。しかしお陰で今週から来週にかけてのテストや課題の準備は相当遅れ気味。これを乗り切れば、今学期のゴールが見えてくる。。。


2010.10.16 Saturday

からだの不思議

「最近、歯がしみるなぁ・・・」と思っていたら、今週、体調を本格的に崩してしまった。左上の歯が1本ぐらぐらになって、とんでもない激痛を発症。ふつうの病気なら絶対に病院に行かずに自然治癒を待つ自分だけれど、さすがに歯だけは放置すると恐ろしいことになりそうで、ついでに熱も出てきてボーッとした頭で「今回の保険は歯科はカバーされていたっけか」などと考える。

夜にはもう、舌がちょっと触れただけで飛び上がるほど痛く、間違って歯をかみしめてしめようものなら、真面目にショック死してしまうのではと思うほどの痛み。あまりの事態に、これは朝になったら救急車か、いや救急車はアメリカでは有料だから使えない、などと思いながら、真夜中の布団の中、観念して大嫌いな歯医者に行く覚悟を固める。

しかし、結果から言えば、翌朝にはこの痛みが嘘のように消え去ったのだった。精神的な疲れなどが歯の激痛となって現れることがあると聞いたのはこの直後のこと。何だか不思議だなぁ、本当に痛かったんだけどなぁ、と思いつつ、とにかく治ってくれて本当に助かったけれど、考えてもみれば、ここは大先進国アメリカ。これから、あわよくば発展途上国にだって行ってみたいと思っているのに、こんな立派な都会に来ただけで体調をくずした自分に、ちょっぴり幻滅。

さて、せっかく歯が治ったと思ったら、今度は熱が頑として下がらない。もともと低体温&低血圧&低エネルギー症(注:そんな名前の病気はありません)なので、熱というものをほとんど「出せない」体質だった。熱は健全な排毒の証拠。何年来の高熱を出せたことが、何だか妙にうれしくて(家族よ、ごめん!)、幸い今週は課題もほとんどないし、来たるべき「排毒後の世界」にわくわくと期待を馳せる自分だった(現在まだ38度00分)。


2010.10.11 Monday

保育園探し 継続中

まだ一寸先も見えない状況ながら、近所の公立保育園を訪ねたり、公園で出会う様々な国籍の親たちに片っ端から質問したり、いろいろな人から情報を仕入れて、なかなか面白い当地の保育園&特殊教育事情が垣間見えてきた。

共通したコメントは、やはりとにかく保育料がものすごく高いということ。ガレージセールでランプを譲ってもらったフランス人も、保育園に月10万円以上払って夫の給料がどんどん減ってしまうと嘆いていた。公立保育園では、午前または午後の3時間のみで、月10万円。前にも書いたように、低所得者層は(世帯人数にもよるけれど年収200万円以下くらいが目安)完全無料で保育が受けられるようになっているけれど、そうでないと、ありえない金額を本当に払う羽目になりそうだ。これにはカリフォルニア州の財政難による補助金カットが大幅に影響しているらしい。

別のオプションとして現れたのは、「親参加型」の共同保育。こちらなら、やはり午前か午後の3時間だけ、しかも週3日だけ、うち1日は親がついていく、という制約の多さながら、3万円くらいで預けることができる。しかし、うちの場合は下の子が赤ん坊なので、参加はなかなか厳しいかなぁ。しかも1分遅刻するごとに1ドルの罰金という厳しさ(最初の15分は10ドル)。

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2010.10.08 Friday

カリフォルニアのスシ

サーモンとアボカドを挟んだ"アラスカンロール"。結構おいしくて、やみつき。
すし

海苔が内側に巻かれているのが特徴と見受けられる。外側には、とびこを散らすのが一般的らしいけれど、日本人としては微妙に気持ち悪い?

このほか、まぐろとアボカドのカリフォルニアロール、きゅうりとアボカドのベジタリアンロール、それぞれの玄米バージョン、と実に多彩。


2010.10.07 Thursday

好調な毎日(と思いたい)

家族が来てから、生活にきちんとペースができて、非常に快調な日々になってきた。久しぶりに再会した子供たちは殊のほか可愛くて、渡米前はずいぶん上の子に怒っていた気がするけれど、最近はあまり腹も立たず、むしろただただ可愛いなぁと思うことの方が多い。

当然勉強にはしわ寄せがくるけれど、月曜から金曜まで毎日朝7時55分に家を出て、6時半に帰宅する。授業以外の時間は、図書館や家族寮の自習室(24時間オープン!)で勉強する。帰ってきたら、みんなで晩御飯を食べて、一緒に遊んだりお風呂に入ったりする。9時にはみんなで寝て、3時に起きて7時まで勉強する・・・というプランなのだけれど、なかなかプランどおりには行かなくて、課題の締切があれば夜もコンピュータに向かってしまったりするし、そもそも3時起きは眠すぎて自分には無理!?という様相ではあるけれど、それでも総じて良い感じで生活ができている気がする。

とにかく、最大の目標は、週末を極力家族で楽しむ時間に使うこと。これは自分の2年間のタイムマネジメントのいちばんのテーマに位置付けたいと思っている。20代前半で日本の大学院に行ったときは、勉強に遅れるのが不安で、本当にダラダラ(かつイライラ)勉強していたけれど、この歳になってみると、トータルの生活を軸に考える余裕が身についているのが大きい。特に家族が来てからは、なぜ自分がわざわざアメリカくんだりまで来て勉強しているのか、そこから何を得たいのかが、感覚としてよりしっくりと馴染んできて、カリフォルニアで家族と過ごす2年間を、家族全員の人生の中で実りあるものにしたいなぁという、非常に前向きな気持ちが保てている。留学生の多くが地獄を見るという最初の1学期。まだ3分の1が終わったところだけれど、3つの中間テストと1つのレポートと1つの発表を無事にくぐり抜けることができたし、この調子で主体的に乗り切りたい。


2010.10.06 Wednesday

カーシェアリングで快適な週末

昔から車というものが苦手で、ペーパードライバー歴約10年、町役場に勤めてからは散々渋った挙句に公用車を運転するようになったけれど、車嫌いはもちろん治らなかった。何が嫌だって、もしかしたら人をひくかもしれないという不安。しかしこれは、運転している最中には実はそれほど気にならない。むしろ、とんでもない方向音痴なので、「あ、道を間違えた!」と思っても(これがものすごく頻繁に起こる)すぐに止まれない、迷っているうちにあらぬ方向にどんどん進んで行ってしまう、という不都合の方が大きいかも知れない。

だから、アメリカに来ても、自転車メインで等身大の街をたのしんでいたのだけれど、はっきり言って、今のところ何の不便も感じない。でも、これは個性とライフスタイルによるところも大きいかもしれなくて、バスは時刻表通りに走っていないし(20分に1回のバスが30分遅れてきたりする)、地下鉄の駅までは徒歩30分以上かかる。うちは基本的に病院には行かないことにしているので、子どもを病院に連れて行く手間もないけれど、人によってはものすごい不便を感じるに違いない。

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2010.10.03 Sunday

保育園さがし、混沌

上の子の保育園さがしが不思議な状況になっている。アメリカでは、5歳から義務教育が始まり、1年間の「kindergarten」(≒幼稚園)、そして翌年から1年生が始まる仕組みになっている。4歳までは「preschool」(≒保育園)があるけれど、義務教育の対象外ということで、共働き世帯や貧困世帯にしか財政援助がなく、一般枠でフルの保育を受けようとすると1ヶ月18万円くらいすることもざららしく(実際に同級生のひとりは18万円払っている!)、社会問題にもなっているとのこと。

うちの子の場合は、まだ4歳ということで、preschool+特別支援という形で準備を進め(特別支援なら無料もしくは格安)、渡米前からこちらの教育委員会のような組織にメールで連絡を入れ、8月にはすべての必要書類と公立のpreschoolへの入園申込書を提出していた(ちなみに「絶対に抜け道はない」という噂で心配していた予防接種は、カリフォルニア州の予防接種法に「個人的信条による免除特例」の一文を発見し、かけ合ったら、何の抵抗もなくあっさりと免除された)。同時に、低所得世帯向けに質の高いプログラムを無償で提供しているYMCAも訪問し、第2希望としてあたりをつけておいた。

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