2016.05.13 Friday

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています


2014.03.13 Thursday

赤ちゃんがしっかり寝てくれる魔法のスケジュール

1月に生まれた赤ん坊も早2か月。まだまだ日々を回すだけで精いっぱいの生活だが、子育ては今のところ、びっくりするほどうまく行っている。もちろん、まだ夜泣きが本格的に始まる時期でもないし、「これからが本番」という面も多々あるとは言え、みんなが口を揃えて「大変」と言う新生児期を「こんなにラクでいいの!?」という驚きの中で過ごすことができているのは、特筆すべきことだと思っている。
 
これはひとえに、カリスマ・ナニーのジーナさんが編み出した「赤ちゃんがしっかり寝てくれる魔法のスケジュール」(ジーナ式スケジュール)を実行しているからであって、このスケジュールのお陰で、上のふたりが生まれた時のいつ果てるともしれない寝不足とエネルギー低下とイライラの連鎖にほとんどまったく苦しめられずに済んだ。

 
うちは一人目のKが本当に寝ない子で、昼間も常に立って抱っこしていないと泣くという悲惨きわまりない状況だったため、夫婦そろって腰痛+腱鞘炎になるわ、夜も2時間3時間ぶっ通しの絶叫泣きが頻発し、職場に行ってもフラフラだわ、妻はどんなに一生懸命寝かしつけても必ずすぐに起きてギャンギャン泣く赤ん坊の密室育児でノイローゼ寸前になるわ、今思い出しても「壮絶だった…」としか言いようのない新生児期だった。当時の日記を見返してみると、5か月を過ぎても、夜は1〜2時間おきに起きてバンバン夜泣きしているし、昼間も布団の上ですやすや寝てくれた記憶はまったくない。祖母の家に連れて行けば、あまりの泣きぶりに「病院に連れて行きなさい」と言われ、藁をもつかむ思いで占いにまで手を伸ばしたのは、苦い思い出を通り越して、我ながら滑稽としか言いようがない。
 
二人目のSは、一転してかなり機嫌の良い子で、夜泣きはほぼまったくなく、実に手のかからない子だった。それでも、1歳を過ぎても毎晩複数回目を覚ましており、1歳2か月で卒乳したあとも、2歳を過ぎるまで一晩続けて眠ってくれることはなかった。一人目の誕生から実に7年近く。我ら夫婦の間では、「一晩安心して眠る」ことへの憧れはもはや叶えられることのない干からびた想念と化していた(いや、それは記憶違いで、たしか自分は大学院のハードな勉強を理由に、途中から別室に避難してひとり安眠を確保したのだった…)。
 
そんな生々しい記憶がまだ新しかったので、今回3人目が生まれると分かったときも、もちろん喜ばしいことではあるけれど、あの慢性的な睡眠不足と疲労困憊の日々が再来するのかと思うだけで、どこか気が重くて晴れ晴れとしないものを抑えることができなかった。出産が近づくにつれ、何とかならないものか…と焦燥感は募った。7年ぶりに手にした安眠を、わずか1年足らずで易々と手放してなるものか(いや、自分は別室で安眠するにしても、寝不足の妻のご機嫌をとるのは十分すぎるほどに大変なので…)。そして、あの忌まわしい日々を繰り返して自分たちの人生を再び数年間停滞させてなるものか、と強く思った。そんな時、バークレーで子育てするCさんのブログで、この革命的なスケジュールのことを知ったのだ。
 
それは、住み込みのナニーとして300人以上の赤ん坊を寝る子に育ててきたカリスマ・ナニーのジーナさんが編み出したメソッドで、これを実行すれば、生後間もない新生児でも夜1度しか起きないし、生後6週から10週を過ぎれば何とほとんどの子が夜通し寝てくれるようになるという、ほとんど冗談のような謳い文句がついている。
 
さっそく近所の図書館にオンラインで予約を入れて、日本語訳『カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座』を借りてきたのが予定日の8日前。大急ぎで読み通し、さらに、「どうせ育児なんてそんなに思い通りになるわけないでしょ」と無関心120%を決め込む妻を説き伏せるために、プレゼンテーションよろしく一目でわかる完璧な新生児スケジュール表をエクセルで作成し、ギリギリセーフで出産に間に合わせた。
 
ジーナ式スケジュールと言うと、多くの人がその厳密さを語る。たしかにスケジュールはきわめて厳密で、たとえば新生児の場合は、以下のようなスケジュール(抜粋)の厳守が求められている。
 
朝7時:授乳(→必ず8時前に終える。授乳後は絶対に眠らせずに起こしておく)
8時15分:赤ちゃんが眠そうに見えなくても(!)寝室に連れて行き、暗い中で寝かす
8時30分〜9時45分:お昼寝(1時間15分を超えてはいけない)
9時45分:赤ちゃんが何分眠ったかに関わらず、起こして居間へ
10時:しっかり授乳(11時20分までは眠らせない)
11時20分:眠そうに見えなくても、寝室に連れて行き、再び暗い中で寝かす
11時30分〜14時:昼寝(絶対に2時間半以上眠らせないように)
14時:赤ちゃんを起こし、明るい居間で授乳(15時15分より前に終わらせる)
15時30分:再び暗い部屋でお昼寝
17時:起こして授乳(片胸のみ)
18時:お風呂
18時15分:もう片方の胸から授乳
19時:就寝
21時45分:起こして授乳(1時間以上かけない)
続く…
 
たしかに一見あまりに厳密で、非人間的にさえ見えるスケジュールだが、これがジーナさんの経験では新生児の生体リズムにもっとも自然になじむスケジュールなのだという。実際、我が家も最初からスムーズになじんだわけではないが、きちんと実行し始めてからわずか1週間ちょっとで、まるで手品のように、赤ちゃんが勝手にスケジュール通りに眠くなったり目を覚ましたりお腹を空かしたりしてくれるようになった。現在生後9週。昼は上記のようなスケジュール(赤ちゃんの週数に合わせてほぼ2
週間ごとに更新される)を何の苦も無く実現できており、「そろそろ寝てほしいが寝てくれるだろうか…」などと思い悩む必要もなく、寝かしつけの苦労もまったくなく、あらかじめ赤ちゃんがいつ眠っていつ起きるかが分かっているので、予定も立てやすいし、ご飯だって安心して食べられる(昼寝中は起きる心配がほとんどないので、その間に食べればよいのだ)。
 
まさに願ったりかなったり。最初は「こんな一方的なスケジュールに合わせることなんてできない。産後でただでさえ疲れてるんだから、そんな風にちゃんとやる元気なんてない!」と文句たらたらだった妻も、今では「こんなにうまく行くとは思わなかった。これなしの生活は考えられない」とルンルンの日々。
 
夜は、ジーナさんのシナリオでは、19時の就寝から翌朝7時の起床までの間、22時過ぎに一度起こして、朝までの長時間睡眠に向けてしっかり「満タン授乳」をし、あとはせいぜい4時〜6時の間に1度目を覚ますかどうか、とあるが、まさにそれが実現している。ここ数日は、夜11時過ぎに最後の授乳を終えたあと、最初に目を覚ましてフギャフギャ泣き始めるのは5時前くらいで、しかもそのまま何もせずに10分程度で眠りに戻ってくれ(つまり妻はベッドから起き上がる必要さえない)、そのまま6時半/7時くらいまで授乳は一切なし。これはスムーズにこうなったわけではなく、最初はなぜか2時台に起きてしまい、授乳して、5時ごろに再び…ということが続いていた。でも、本のアドバイスを何度も読み返し、「どうやら必ずしも空腹で目を覚ましているわけではないらしい(その証拠に、授乳しなくても、オムツを替えるだけで再び寝ついてくれる)」→「オムツがぬれて起きているだけかもしれない(我が家は布おむつなので)」→「いっそ夜だけは紙おむつにしてみよう」と策を打ってみたところ、一発でシナリオ通りに寝てくれるようになった。更に、夜10時の「満タン授乳」のとき、いつも半分くらいしか飲んでいない時点でウトウト寝てしまい、なかなか本に書いてあるようにしっかり飲めなかったのだが、これはきっと夜6時の入浴時間が長すぎて疲れすぎているせいではないかと気づき(恥ずかしながら、いつも親の都合で20分くらい入れていたのだ)、5分でお風呂から引き上げるようにしてみたら、その夜からは途中で眠りこまずに最後までグイグイ飲んでくれるようになった。

思ってもみないほどの快調なサイクルに、毎日「今日は何時まで寝てくれるだろう♪」「しっかり寝てくれるようにしっかり満タン授乳しよう♪」と夫婦そろってワクワクしながら就寝する日々となっている。あとは、ジーナさんの筋書きによれば、数週間のうちに一晩通して眠るという夢のような日々が到来するはず。たとえそこまでうまく行かなかったとしても、既に上の子ふたりがついぞ到達しえなかった地点を軽々とクリアできているので、もうとにかく「現状にバンザイ!」「神よ仏よジーナ様よ」の心境なのである。
 
なぜジーナ式スケジュールがこんなにうまく機能するのか。それにはもちろん理由があり、数週間取り組んできて、自分たちなりにそのツボもよく飲みこめてきたし、どれも「言われてみればそのとおり!」という目からウロコの大発見ばかり。今日は少し長くなりすぎてしまったので、そうした諸々についてはまた次回に。


→赤ちゃんがしっかり寝てくれる魔法のスケジュール△


2016.05.13 Friday

スポンサーサイト


 
PROFILE
CATEGORY
ARCHIVES
LINK
SEARCH
  • log-in

  • (C) 2017 ブログ JUGEM Some Rights Reserved.