2016.05.13 Friday

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2013.12.16 Monday

寒い京都の冬、干し柿、鹿肉、チョコレート

気づけば1カ月以上も経ってしまった。11月中旬に急に空気が冷え込んできて、恐れていた京都の寒い冬が本格的な到来を告げるや否や、家族そろって風邪をひき、それが治ってからは、あまりの寒さに夜子どもを寝かしつけてから再び起き出す気も起こらず、かと言って、この寒さを完全解消するほど暖房を焚く大胆さも持ち合わせず、結局のところ、寒い夜は早く寝るのがいちばんエコなのではないか、それがいちばん健康的でもあるし、などと自分に言い聞かせながら過ごしていたら、ブログ書きや細々とした作業に充てていた夜の数時間はすっぽりと消え失せたまま、それを埋め合わせる時間などついぞ確保できるはずもないのだった。

そうこうするうちに、早、師走。妻は臨月を迎え、生活クラブではお節料理の材料の予約注文が始まり、初挑戦した干し柿は劇的な成功を収めた。

 
10月下旬に仕込んだ50個は、数日おきにうっすらとした青かびに見舞われるも、毎回必死にラム酒を塗りたくることで何とか生き永らえ(通常は焼酎を使うのが一般的だが、そのためだけにそれほど好きでもない焼酎を買うのが馬鹿馬鹿しかったためラムで代用)、結果的には驚くほど芳醇な、ほのかにラム酒の香る干し柿ができあがった。勉強のためにと大原の朝市で買ってきた干し柿と食べ比べてみると、正直自分の作ったものの方が数段甘くて味が濃く、聞いてみれば、朝市の干し柿は「お日様だけじゃ、なかなか乾きませんから、暖房の上で干してます」ということで、やはり自分は完全な天日干しにこだわりたいと強く思った。

思わぬ成功に味をしめ、11月上旬にはさらに第3弾の50個を仕込む(写真右)。今回は周到に天気予報とにらめっこし、向こう1週間雨が降らなそうなタイミングを見計らって仕込んだところ、それが良かったのか、あるいは11月の寒さが勝因だったのか、ただの一度もカビに忍び寄られることなく、楽々ゴールイン。さらに第4弾を仕込もうとしたら、もう渋柿のシーズンは過ぎてしまい、叶わなかった。

代わりに朝市に出現した冬の味覚は、鹿肉・猪肉・熊肉。「刺身でもいけるよ」と言われて買ってきた新鮮な地元産の鹿肉900g千円(鶏肉より安い!)は、カルパッチョにしても、さっとステーキにしても、天を拝みたくなる美味しさだったが、そのせいかどうか(自分だけだったから違うとは思うが)、翌日から2日間腹を下した。少し出鼻をくじかれたけれど、これからの数か月、このジビエ天国で、生まれて初めて、野生の肉の味というものを知っていきたい。

3人目が生まれたら、もはや外食もかなうまいと、京都の名店めぐりもラストスパート。明日はついに、六か月間チャンスを窺いつづけた「草喰なかひがし」へ。そんな美食モードもあってか、家ではチョコレート熱が再燃し、目下のブームは自家製ヌテラ作り(イタリア発のヘーゼルナッツ・チョコレートスプレッド)、そして、この寒さに逆行するかのように、カシューナッツベースのローチョコレート・タルト。理想とするカカオ・マジックのものとのあまりの差に狼狽しながらも、より良い配合を夢見て頭の中は多忙を極め、この秋に開花する予定だった不得手な日曜大工はどんどん後回しになり、やはり挑戦してみたかった裁縫に至ってはミシンを箱から出すことさえできず、それでも、なやカフェで作ってきた「せんべい缶オーブン」を暮らしの中に取り入れ始めたり(次はいよいよコンポスト・トイレのワークショップへ)、エコな家づくりの工夫も少しずつ勉強したり、本当に納得のいく洗濯の形がぼんやりと見えてきたり、どれもささやかなことばかりだけれど、きっと来年以降の暮らしに必ずつながっていきそうな予感のする、内側では目まぐるしい、傍から見ればどこまでものんびりとした冬のはじまりを過ごしています。

2016.05.13 Friday

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