2016.05.13 Friday

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2013.06.14 Friday

5年ぶりの生活クラブ

生活クラブ生協に再加入した。良質な食べ物や生活用品を、家に毎週届けてくれるとても便利な生協。以前、神奈川県で6年間くらい加入していて、海外生活などで一度卒業したのだけれど、思い立ってまた戻ってみることにした。

再加入してみて、そのパワフルさに改めて感服する。いちばんすごいのは、意識的な主婦の視点から、生活まるごと、生き方まるごとの底上げを実現しようとしていること。食べ物は、農薬を極力使わず、添加物も遺伝子組み換えも使わず、放射能も結構厳しくチェックし、なおかつ、子どもの喜ぶ袋菓子や、便利なお惣菜の類も、「市販品よりずっと良質なもの」を幅広く取り扱っている。生活用品も、安心な洗剤やトイレットペーパーなどの基本用品だけでなく、鍋やら台所用品やら浄水器やら寝具から庭の手入れの道具やらゴキブリなどの防虫用品にいたるまで、とにかく「これでもか!」というくらい何から何まで、「生活クラブが選んだもの」をいながらにして買うことができる。
その「基準」は、<本当に意識的な人たち>から見れば、実は「もう一歩」というレベルかもしれない。たとえば、野菜は「完全にオーガニック」なものはごく一部しかないし、味も一級の自然食品店などに比べれば、やや落ちる気がする(その代わり、値段も安い)。生活用品も、本当にいろいろ考えている人たちの一歩手前で満足し、やや「便利」「手軽」に走りすぎているような印象もある。

それでもなお手放しで生活クラブを尊敬する気になれるのは、その取り組みの総合力と規模。良質な食材や商品を、そして、より良い暮らし方を、みんなに広げていきましょうというパワーはすばらしい。「袋菓子をやめて手作りする」のではなく、まずは「より良質な袋菓子に切り替える」、「便利をあきらめて不便なエコを耐える」のではなく、まずは「より環境負荷の少ない便利に乗り換える」etcという導入的なアプローチは、社会一般でいちばん大きな効果が発揮される部分ではないかという気がする。

実際、自分たちを都会の享楽的生活からシフトさせる最初の大きなきっかけをくれたのは、生活クラブとの出会いだった。なにしろ、「スーパー」と「デパート」しか選択肢になかった生活の中に、「何でも市販品より良いものが手に入る」便利な宅配が入ってきたのだ。「ここで買えばスーパーやデパートよりずっと美味しい」「へぇ〜、いいティッシュやトイレットペーパーなんてあるのか」etcと毎週が発見の連続だった。生活に必要なものはほとんどここで手に入るので、さながら生活がスイッチオンでレベルアップしたかのようだった。

生活のレベルアップが、単なる利己的な次元にとどまらないところも好きなところ。たとえば、牛乳やジュースや調味料のガラスびんは、ことごとくリターナブルびんが使われていて、次回の配達のときにそのまま引き取ってリユースしてもらえるし、包装ごみもなるべく減らす努力がされている。野菜も、「ほうれん草を1束、レタスを1個、いんげんを1袋…」と個別に注文するのではなく、「中箱1つ」(=何が届くかは分かりません)と箱単位で注文する。これは「好きなものばかり気まぐれに頼んでいては、農家さんから本当の信頼や協力を得ることはできません。良い取り組みをしてくださる農家さんの活動全体を支えるために、収穫できたものをいただく仕組みが必要です」という趣旨で、現代人が忘れがちな大切な視点を教えてくれる。このほか、毎週の注文用紙には啓発効果のある情報がいろいろ<自然に>盛り込まれていて、エコな映画の自主上映会やイベントなども頻繁に開催されている。

そんなわけで、「よりオーガニックな生活に興味はあるけれど、なかなか大変そうで踏み出せない」という人がいるならば、生活クラブをぜひおすすめしたい。カリフォルニアのオーガニック・スーパーにも引けを取らない、日本の貴重なオーガニック・プラットホームと言えると思う。 

2016.05.13 Friday

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