2016.05.13 Friday

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2013.01.09 Wednesday

インドの動物園

チェンナイ市内の排気ガスから逃れるため、週末はほぼ毎回、ギンディー国立公園のこども動物公園(Children's Park)に繰り出す。オートリクシャーで10分という近さで、あっという間に数時間過ごせるほど子どもたちがよろこぶので、毎回「変わり映えしないなぁ・・・」と思いながらも、哀しいかな、ほかに行くべき場所も思いつかず、今週もギンディーに繰り出す。

この動物園、なかなかインドの地元感を味わえて良い。入場料も安く(大人は20ルピー=30円、こどもは5ルピー=7.5円)、子連れにとっては適度な広さ。うちの子たちは、入ってすぐの、ペリカンやサギなどの水鳥が100匹くらい乱舞する巨大な檻がお気に入りで、そのあとは、子供向けなのに非常識なほど高くて危険なすべり台(事故が起こってもきっと誰も責任を取らないに違いない)、公園内に放し飼いになっている鹿へのえさやり、檻の中でけんかばかりしている行儀の悪い猿たち、インドの国鳥であるクジャク、などを飽きるほど眺めて、さらにプレイグラウンドで延々と遊んでから帰路につく。

週末ともなれば、お弁当を持った家族連れがほとんど。みんな、当たり前だけれど、インド料理を持ってきて、手づかみで食べている。

お弁当箱や使い捨て容器ではなく、きちんと「お皿」を持ってきて、食べ終わったら水道で洗っている人がわりに目につく。いいなと思う。

小学生の一群にもよく遭遇する。制服姿がかわいい。


こちらが巨大な水鳥の檻。
巨大とは言え、あまりにたくさんの水鳥が収容されていて、迫力は十分だけれど、なわばりや適正な人口密度などみじんも考えられていなさそう。

空中から根っこがザーザーと垂れ下がる圧巻の大木は、ベンガル菩提樹か、ガジュマルか。

大好きな木なので、名前を知りたいと思い、通りかかったインド人の夫婦に尋ねたら、「アラサン」と言われた(ような気がする)。「英語名は?」と聞いたら、「えー!?」とふたりで困ってから、「King tree」と言う。「え、キングって、キングとクィーンのキング?」と言ったら、「Yes, queen tree, queen tree!」と言う。一体全体、どれが正しい名前なのかまったくわからない。帰宅して、インターネットで調べてみても、手がかりはなし。

プレイグラウンド。大迫力の木の下で、みな遊ぶ。


カップルや若者の姿も目立つ。

大学生くらいの女子組や男子組も多く、みんな揃いも揃って「たのしくて仕方ない」という風情で歩いている。こんな鄙びたこども動物園に来るなんて、よほどチェンナイには若者が行くべき場所がないのか。いやしかし、きわめて健全で好ましい。

さすがはインド、動物の管理もゆるいらしく、サルの檻のところでは、檻の内側にも外側にもサルがいた。もうひとつのヴァンダルー動物園では、今年に入ってからも園内でヘビが逃げて行方不明になる事件があったらしい。原因は飼育係が鍵を閉め忘れたのだとか。お客たちもさすがインド人、「餌をあげないでください」という貼り紙なんて完全無視。大人も子供も、こぞって檻の中に食べ物を投げ込み、サルの檻には枝を押し込んでサルを怒らせるし、可愛げがあるというか、救いようがないというか・・・。

園内のさまざまな工事も、悠然と一般公開されている。


ひたすら人力の作業。何十人もの人夫が、使いにくそうなシャベルやら何やらを使い、にこにことおしゃべりしながら、地道に作業している。

作業はいつまで経っても終わらない。何週間経っても、光景はまったく変わらず、ついに長男Kはそのうちのひとりと親しくなってしまった(Kが走り抜けるたびに、作業の手をとめてKを通せんぼしてくれる)。

帰国まであと6週間。ギンディー公園にはきっと最低5回は来るだろう。 

2016.05.13 Friday

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