2019.11.08 Friday

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2010.07.14 Wednesday

大学院出願に至るまで

振り返ってみて、留学の準備というのは、やはりそれなりのエネルギーを要する作業だったなと思う。特に自分の場合は、既に大学からも離れていたし、予備校のようなもののお世話にもならなかった(お金も時間もなかった)ので、準備を進めていても、常に「これでよいのだろうか」という不安がつきまとった。

くじけずに、より客観的に出願プロセスを乗り切る上で、いちばん支えになったのは、他でもない、同じように留学準備をする人たちのブログだった。名前は分からずとも、そこで提示される生き生きとした「ストーリー」の数々が、自分の中に大きなパワーを与えてくれた。そのことには本当に感謝していて、「自分も出願が終わったら必ず恩返しをしたい」と思っていた。実際にすべてが終わった今、どの程度参考になるか分からないけれど、1年半の準備の過程を振り返ってみたいと思う。
<2008年>
11月〜12月 専攻分野や学校の下調べ(インターネット)
まったく白紙の状態から、大学ランキングなども横目で見ながら、楽しくイメージをふくらませた時期。自分の場合は、始めから環境政策を勉強できる大学院を探していたわけだけれど、ひと口に「環境政策」と言っても、School of Environment、School of Public Affairs、Engineeringなど、様々な選択肢がある。自分の関心事と、これまでのバックグラウンドとを照らし合わせて、何を勉強するのかを絞り込んだ。とは言え、どれもほとんど勉強したことのない分野なのだから、きわめて茫漠とした状態。

<2009年>
1月〜2月 TOEFL準備&奨学金のリサーチ
英語はもともと、海外経験がない割には得意で、学部時代からPBTで600点を超えていた。だから心配はしていなかったのだけれど、数年間まったく英語を使っていなかったブランクと、iBTの難しさに手こずり、2ヶ月間をフルにTOEFL準備に充てた。使った参考書は以下の4冊。効率よく準備するために、ネット上の評判を洗い出して「これ!」と狙いをつけたものをマーケットプレイスで購入。

TOEFL TEST対策iBTリスニング  
TOEFL TEST対策iBTスピーキング  
TOEFLテスト英単語3800 
Barron's Writing for the TOEFL iBT 

奨学金の方は、調べると「これでもか!」というくらい沢山の奨学金の情報が出てくるが、自分の場合は幸い30歳を超えていて、(不幸にも)申請資格があるものがほとんどなかったので、迷う余地がなくて楽だった。伊藤国際奨学金は「原則29歳以下」となっているけれど、「原則なら大丈夫なはず!」と果敢に申請。

2月〜3月 TOEFL iBT受験(1回目99点、2回目108点→終了)
他の人のブログや、様々な大学院に合格した人たちの点数を見ていると、やはりTOEFLの点数はまったく重要ではない。本当は110点以上あればアピール度が高いようだけれど、むしろエッセイや推薦状の内容を高めることの方が大切、いや、それ以前に奨学金が獲得できないと自分の場合は留学自体ができない、ということでTOEFLはこれにて打ち切ることに。

4月 仕事が忙しくて何もできず

5月 フルブライト奨学金予備審査オンライン提出
頼みの綱である全額奨学金の一つ目、ということで、相当なプレッシャーがかかった。その割には(そのせいで?)いつまでも準備が始められず、結局最後の3日間ででっちあげる羽目に。分量はそれほど多くないし、内容もそこまで踏み込んだものである必要はない。非常識にも、締め切り前夜に、元恩師にメールで添削を依頼。

6月 推薦状の準備
まずはフルブライトの書類提出を見据え、そして、秋以降に必要となる出願のプロセスを視野に入れ、3人の方々に推薦状を依頼。巷では、「必ず大学の恩師+職場の上司に」とか、「なるべく地位が上の人に」などと言われているが、自分の場合は、迷った挙句、「とにかく自分のことをよく知り、評価してくれている人にお願いし、それで駄目なら仕方ない」と心を決め、々盥擦硫源奸丙は大学の助教授)、∩或Δ寮菁據僻鶸浜職)、8戎Δ能于颪辰心超NPOの市民活動家の3人にお願いした。かなり王道から外れる選択で、特にフルブライトは「現職上司の推薦状」を義務づけているため、わざわざ理由書をつけての提出となったが、結果的には何の問題もなかった。自分がいちばん頼みたいと思える人に頼むことができて幸せだった。

7月 フルブライト奨学金書類提出
ものすごく大変だった。出願プロセスの中の一番の山場だったと思う。特にエッセイをまとめる作業は苦しく、連日4時起きで出勤前に頑張ってもなかなか満足のいくものに仕上がらなかった。でも、ここで一度きちんとまとめあげたことで、秋以降の大学院出願はぐっと楽になった。エッセイを書く上では、こちらの本がかなり参考になった。

大学院留学のためのエッセーと推薦状

最終版を書き上げたあと、知り合いのネイティブと英語の達人である日本人の方に添削をお願いして微調整した。

8月 伊藤国際奨学金書類提出
この奨学金は、ネットでどれだけ調べても、情報がほとんどなくて不安だった。書類は、日本語で大量に書かされる形式だったが、お陰で自分の考えていることが明確になり、非常に役立った。フルブライトで英語で書いたあとだったので、日本語で書くのがとても楽に感じられた。いちばん大変だったのは、手書きで書くこと。締め切りギリギリに一気に書いたので、提出後は腱鞘炎に。。。

9月 GRE準備&受験(Verbal530, Quantitative800, Writing3.5)
もともと「GREはほとんど考慮されない」と聞いていたので、最初から省エネを決め込み、「1回しか受けない」と決めていた(受験料も馬鹿にならないし)。目指したのはQuantitativeで高得点を取ることのみ。準備期間は3週間。買った問題集はこれ1冊。ほぼQuantitativeとWritingのセクションしかやらなかった。

Barron's GRE

この問題集は、Verbalの必須語彙を洗い出していることで定評があるけれど、自分にはそれを覚えるだけの時間も覚悟もなかった。でも、せめて「最重要の200単語」というのを覚え込んでみたら、そのせいかどうか、かなりまぐれもあると思うが、期待以上のVerbalの点を取ることができた。Writingに関しては、受験の申し込み後に自動的に送られてくるCD-ROMにレベル別の回答サンプルが提示されており、非常に参考になった(けれど自分の点数は低かった)。

10月上旬 レジュメ・成績証明書などの準備、出願校のアカウント作成
レジュメの作成は、せっかくの機会なので、前々から興味のあった添削サービスを利用。ResumeEdge
自分で原案を作り、オンラインで申し込むと、わずか48時間のうちに添削して返送してくれる(しかも電話での相談つき)。原型はほぼ自分の書いたままだけれど、見栄えは数段良くなったし、「なるほどレジュメというのはこうすべきものなのか」というのが分かり、大満足。値段の価値はあったと思う。

10月下旬 大学院1校目出願   
11月上旬 フルブライト面接(英語)
11月下旬 伊藤国際奨学金面接(日本語)、大学院2校目&3校目出願
12月 大学院4校目&5校目出願
あとは怒涛のごとく。仕事もあったし、どれも理想的にはできなかったけれど、それなりにベストを尽くすしかなかった。寝不足が続き、次々に締め切りが来て、最後の方は自分でもよく分からなくなってしまった。いちばん気になっていた奨学金の結果は、どちらも12月中旬〜下旬にかけて通知があり、幸い両方とも合格した。本当に安心した。

<結果の発表状況>
ワシントン大学Evans 10月末出願→3/19合格通知
インディアナ大学SPEA 11月末出願→2/5合格通知
UCバークレーGoldman 11月末出願→3/4合格通知
UCLA公共政策大学院 12月中旬出願→3/13合格通知
コロンビア大学SIPA 1月初頭出願→3/17合格通知(Financial Aid付) 

2019.11.08 Friday

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