2016.05.13 Friday

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2012.06.29 Friday

手軽な自家焙煎コーヒー

葉山の友人が、春休みにバークレーに遊びに来た時に、何とコーヒーの自家焙煎機をはるばるアメリカまで携えてきて伝授してくれた。この焙煎機、ガスコンロの上で数分間ゆするだけで手軽に焙煎ができてしまうすぐれもの。「非電化工房」という、電気を使わない商品ばかりを揃えたすごい通販ショップがあって、そこで購入することができる。去年、廣瀬裕子さんの新しい本で知り、そのうち試してみたいと思っていた矢先のこと。そうと言わなくてもこちらの興味をちゃんと探り当ててくれる友人万歳。

焙煎するには、当然ながら、コーヒーの生豆(きまめ)を入手する必要がある。「きまめって、英語で何というのだろう・・・」と調べてみたら、何と「green coffee beans」と言うらしい。なるほど、その言葉のとおり、生のコーヒー豆は薄みがかった緑色で、はっとする美しさ。



これを焙煎機に入れ、数分間コンロの上でゆする。パチパチと豆がはじけ始めたら、段々焙煎が進んできた証拠。さらにゆすり続けて、2回目のパチパチが始まる前に火からおろせば浅煎り、同時におろせば中煎り、さらに焙煎すれば深煎り、と焙煎の加減も好みのまま。



これまで自分は深煎りの苦みが好きだと思い込んできたけれど、初回に豆を焦がすのが恐くて早めに火からおろしてしまったら、浅煎りのまろやかさに仰天した。それは明らかに浅煎りに過ぎて、再び飲みたいような代物ではなかったのだけれど、それでも、コーヒーってこんなに甘く新鮮な香りを秘めたものなのかと感じ入った。以来、市販のコーヒーよりも、少し浅めに煎った味をたのしんでいる。

人には「日々のコーヒーにそこまで手間をかけるの!?」と呆れられそうだが、自分にとってコーヒーは完璧な贅沢品。毎日飲むと身体に負担がある気もするので、むしろ数日に一度、ここぞという時に、とびきり美味しいものを淹れて飲みたい。それに、市場に出回っている安いコーヒーの大部分は、エチオピアなどの貧しいコーヒー農家の労働力搾取の上に成り立っているときく。そんな構造に無自覚に加担するのは嫌なので、できるかぎりフェアトレードのもの、せめてオーガニックのものを選ぶ。正当な値段を払って、きちんとした気持ちで味わいたい。

・・・と言っても、実はコーヒーの細かい味の違いはあまりよく分かっておらず、自分はエチオピアの豆が好きなのだか、ボリビアの豆が好きなのだか、エクアドルの豆が好きなのだか、今も一向に分からない。ドリップの淹れ方もしどろもどろで、所在ないこと甚だしい。そんなコーヒー初心者の自分だけれど、やはり焙煎したてのコーヒーは香りが断然ちがう気がするし、大がかりな工場や機械に依存せずに、自分の手をつかって作り出せるというのはそれだけで気分が良い。

結局、葉山の友が持参してくれた焙煎機を、「アメリカでは買えないから」とそのまま譲り受けてしまい、今に至る。この焙煎機を、灼熱のインドに持参すべきかどうか、目下思案中。。。 

2016.05.13 Friday

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