2019.11.08 Friday

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2012.03.25 Sunday

春休み、ふたたび

去年の今頃は、311が勃発して、重苦しい気持ちの中、学校の課題に追われ、夏のインターン先を探していたなぁ、と思い出す。そして、春休みが来て、葉山から来た友人とともに、雪山シャスタを訪ねたのだった。

今年の3月は、Kのための病院通いがメインで(多いときは1週間に3回!)、さらに卒業後の仕事探しをちょこちょこと。学校の単位はあらかた取り終わっているので、前学期までに比べれば、勉強は遥かにゆったりで(とは言え、卒業プロジェクトの進捗が思わしくなく、憂鬱な顔をして、家族の不興をかったりもする)、週末には気に入りのNorth Bayやらサンフランシスコやら、いろいろなところを散策して歩いている。

仕事探しは、まだまだ半ばなれど、何となく道筋がついてきたような感じがする。目指すはごみの仕事。或いはそれに隣接するような分野の仕事。とりあえず、別の国や多国籍な環境で、ピンポイントな経験を積みたいと思っているので、期間限定のプロジェクト雇用などを中心に探している。今のところ、インドでのNGOのリサーチ業務のオファーをもらっているのと、国際機関の短期コンサルタントへの応募を進めており、まずはそのあたりに落ち着きそうな予感。一度は発展途上国を体験してみなければと思っていたので、もし順調にインドに住めるとしたら、それは願ってもみないこと。

しかし、いまさら驚くほどのことでもないけれど、日本人が環境政策関連の仕事を得ることの難しさといったら・・・。アメリカは非営利セクターの層が厚いので、「修士を出てパワフルな環境NGO」という力強い選択肢が存在しているし、さらに連邦政府・州政府・市役所の環境専門官のポストも、日本と違って「ピンポイント採用」なので(しかも遥かに流動的なので、頻繁に新規雇用が発生する)、かなり幅広い選択肢がある。修士修了者向けのフェローシップやリサーチ・アシスタントの雇用もずいぶんいろいろある印象。でも、自分は今回、奨学金の関係で卒業後2年間はアメリカでの雇用は認められないので、そうなると選択肢は本当に狭い。日本の環境NPOはほとんど存在していないに等しく(あっても新規雇用など皆無)、研究所・シンクタンクも雇用は稀で(それでもいくつかあるだけマシ)、フェローシップ等はもっぱら博士号取得者のみが対象となる。結果として、数えるほどの組織しか選択肢に残らず、あとは誰でも目指す権利だけはある国際機関が、可能性として目の前に残るのみ。

久々に、熾烈な競争社会の中に投げ出されたような気持ちになり、こうしてプラスアルファで勉強したり、さらなるステップを目指そうとすればするほど、競争の激化に見舞われるジレンマを思った。どの業種でもそうかもしれないけれど、こと政策の仕事は本当に間口が狭く、雇ってもらうためには、相当なまでに自分の履歴書を商品化していかなくてはならない。頑張らねば〜と思う一方、何だかそれって、人生の核心からはずれていくような気もし(体験の深まり、家族の幸せ、直感と勢い・・・)、あらためて自分の求める人生って何だろう、と考える。仕事を探していくだけでなくて、生み出していくことも・・・考えるべきなのかもしれない。 

2019.11.08 Friday

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