2016.05.13 Friday

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2013.07.29 Monday

長男の緊急入院

長男の入院騒ぎで少し間が空いてしまった。

夏の間、実家のある葉山で過ごすことにし、はるばる京都から戻ってきたその晩のこと。眠っていた長男Kが真夜中に痙攣と嘔吐を起こして意識混濁に陥り、話しかけてもまったく返事をしない。寝ぼけているのかなとしばらく様子を見ていたものの、2回目の痙攣でおそろしくなり、救急車を呼んで横須賀の病院に緊急入院。救急隊員の人に「自発呼吸がときどき停止しています」などと言われ、あわてる。

真夜中の病院は薄暗く、物寂しい雰囲気だったが、非常にきちんとした若い女医さんに丁寧に対応していただき、救われる思いがした。懸念された脳炎と脳腫瘍の検査はシロで、少し安心して未明5時に帰宅。
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2013.07.07 Sunday

「育てにくい子にはわけがある」

子どもの問題行動に悩んでいる人って、どのくらいの割合でいるのだろうか。たとえば、「何度言っても、言うことを聞かない」「人をぶったり噛んだりする」。さらに「友達となかよく遊べない」「何でもかんでも忘れる」「やる気がない」「物を乱暴に扱い、壊す」など。

―たぶん、大半の人は、これを見て「子どもって多かれ少なかれそういうものじゃないの?」と思える幸運な人だろう。でも、中には、「なぜか毎日子どもの問題行動に手を焼き」「怒ってばかり」「お小言ばかり」で自己嫌悪、という不幸な日々を送っている人もいるだろう。

作業療法士の第一人者である木村順さんのベストセラー『育てにくい子にはわけがある』は、こうした「育てにくい」子どもたちの抱えるトラブルに光を当てた見事な本だ。
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2013.05.18 Saturday

長男Kの近況

昨年5月の脊髄の手術から早1年(いや、その間のインドでの6ヵ月があまりに濃かったので、1年前のことなんて遥か昔のよう)。長男Kは、アメリカのキンダーガーテンを修了し、葉山町の小学校の普通学級に(体験のために)1カ月通わせてもらい、インドのフリースクールに半年通い、今は京都の公立小学校の育成学級(関東で言う特別支援学級)に2年生として通っている。

京都では、3月という年度末の転入だったにも関わらず、校長先生がものすごく前向きに迎え入れてくださり、育成学級を急きょKひとりのために4月から新設してくださった。養護学校や他校の育成学級で5年間も経験のある、体育大学出の若い男の先生に受け持っていただき、Kは毎日マンツーマンの指導を受けている。読み書きも、お絵描きも、運動も、音楽も、すべてKのペースに合わせた指導をしていただいており、あまりの有難さに、学校には足を向けては眠れないという状況になっている。
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2012.12.14 Friday

インドの学校

インド生活のドタバタで、すっかり子どものことを書くのを忘れてしまっていたけれど、実は今回のインド滞在は、事前の心配とは裏腹に(「インドに特殊教育なんて存在しないんじゃないか?」)、長男Kの教育に関してはこれ以上ない"恵みの期間"となった。

一部で知られているとおり、インドは小学校から「トップの生徒」に合わせた詰め込み教育を施していくらしい。中上流の子どもはみな私立の学校に通い(※日本の私立小学校と違い、授業料は中産階級なら十分に手の届く水準で、私立校の数も多く、私立に通わせるのは「当然」という雰囲気)、すべての教育を英語で受ける(それに対して、公立校は現地語で教育を行う学校が多いとか)。家庭では、ヒンディー語、タミル語、ベンガル語などが母語でも、学校ではすべて英語となるため、大人になったとき、自分の「母語」では読み書きができない、というような事態も珍しくはないらしい(バークレーで同級生だったインド人も、「母語のベンガル語は読めもしなければ書けもしない。だから結果的に英語が母語のようなものなのだ」と話してくれ、自分は衝撃を受けた)。

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2012.04.14 Saturday

残すところ、大詰め・・・

最後の課題の提出期限まで、ついに4週間を切った!無事に提出できそうな目途もついてきているので、ひたすら「うれしい〜〜」というのが実感。本当に待ち遠しい。4月に入ってからは、家族で同時に酷い風邪をひき(こんなことは初めて)、しかもそれが長引き、まさしく修羅場だったけれど、こんな時も妻の母A子さんが、ちゃんと見計らったかのように、違う目的で駆けつけてくれて、まるまる2週間、ろくに観光もせずに献身的に家族4人の面倒を見てくれた。本当にありがとうございます。というか、来ていただけなかったら、我が家族は破滅していました、間違いなく・・・。

さて、当初の予定としては、

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2012.03.13 Tuesday

明らかになった我が子の障害

長男K。6歳3ケ月。自閉症でもダウン症でもない「広汎性発達障害」、つまり「よく分からない軽度発達障害」というカテゴリーで、これまで過ごしてきた。そんな状況にも既に何の違和感もなくなり、もはや正確な診断や原因を問う気持ちもなくなっていた今日この頃。

その障害の原因が、突然に明らかになった。染色体6番の欠失。症例の少ない稀なケースだという。青天の霹靂とは、まさにこのことだ。

やっと保険に入ることができ、ほとんど物見遊山のように出かけたカイザー病院。小児科の先生に「遺伝科にかかれば、もう少し詳しいことが分かるかもしれないわよ。紹介しましょうか?」と言われ、「ま、敢えて断る理由もないか…」という程度の消極的な気持ちで受診した遺伝科。そこで「何となく」受けた染色体検査で、あれよあれよという間にすべてが明るみに出たのだ。

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2012.01.11 Wednesday

キンダーガーテン、一学期を終えて

もしかしたら自分の大学院以上に、多くの新鮮な発見をもたらしてくれた長男Kのキンダーガーテン。以下に並べるのは、特に印象的だったことの雑記。

‖膤萍する親たち
入学時から、「保護者のみなさんの協力は教室運営の不可欠な一部です!」と親の積極的なボランティア参加が呼びかけられ、実際、大多数の親が何らかの手伝いをしているように見受けられる。定期的なボランティア(たとえば週1回の教室内でのサポートや、休み時間の校庭での見張り番)のためには、事前に結核の検査と指紋の登録が必要で、その費用(ひとり分でも数千円をくだらない金額)もすべて学校が負担する。そこまで大がかりに関われない親は、たとえば遠足のとき、一回限り随行したり、イベント時に受付をしたり、もっとささやかなところでは、教室での持ち寄りパーティのときに料理やお菓子を作ってきたり、テーブルの準備をしたり、週1回出される宿題のプリントを先生に代わって各生徒のファイルに挟み込んだり(←ものの数分で終わる)・・・。とにかく、「親が関わることこそが大事!」というあり方には目を開かされた。

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2012.01.10 Tuesday

キンダーガーテン、一学期を終えて

昨夏にキンダーガーテン(幼稚園)に入学した長男K。2週間あまりの冬休みを挟んで、今日から2学期目が始まった。

通常は5歳児が対象のキンダーガーテン。6歳になるKは、1学年遅らせての再挑戦となった。日本では「特別支援学級か養護学校」という二択しか考えていなかったのに、ここカリフォルニアでは「可能な限りの統合教育」がルールなので、Kくらいの発達の遅れでは(日本の療育手帳でいちばん軽度のB2に該当)選択の余地なく普通学級に配置され、専属アシスタントもつかない。日本では「普通学級に入ることによる劣等感やストレスなどの二次障害」が問題視されており、親の本心としてもKを普通学級に入れるのは恐かった。せっかくこれまでのびのびと育ってきているのに、普通の子たちの発達レベルに合わせたクラスの中で、Kが仲間に入れず、時間つぶしのような時間を過ごすことになってしまうのでは、と恐れていた。

最初の1学期を終えてみての結果は、当初想像もしなかったほどにすばらしいものだった。Kは学校での時間をごく自然に、自分のペースで楽しんでいるように見えた。家で取り組んでいる運動療法とも相まって、4カ月の間に驚くほど急激な成長が見られた。学期の終わり頃には、新しい環境に順応した「自信」のようなものさえ感じられた。

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2011.08.29 Monday

親子そろって新学期

たのしかった夏休みも風のように終了。木曜日から再び、サバイバルの新学期が始まった。けれど、今学期のメインイベントは、自分の勉強以上に、長男Kのkindergarten(幼稚園)入学!(※日本と違い、こちらの幼稚園は1年間だけ。しかも、義務教育となる小学校の初年度に位置づけられていて、読み書きや計算の基礎の勉強が始まる重要なプロセス。)

お世話になる公立のオーシャンビュー・スクールは、我が家族寮から子どもの足で徒歩10分。千世帯もの家族が住む家族寮から何百人もの大学関係者の子どもたちが通っているため(大半は外国人)、かなり国際色豊か。実際、全校生徒の半分以上が第二言語を持つというから、アメリカの学校というよりは、ちょっとしたインターナショナルスクールのような感じ。詳しいことは知らないけれど、統一テストの平均スコアが、全米トップ10に入るということで、ここに入れるために学区内に引っ越してくる家族も少なくないという。教育委員会との協議で、Kはここの普通学級に入って、まずは個別アシスタントをつけずに、集団への適応の様子を見てみましょうということになった。

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2011.07.27 Wednesday

アメリカ流「しつけ」法

3月に自閉症の判定をしてくれたドクターが、「子どものかんしゃくにはぜひ試してみて」と薦めてくれた"1-2-3 Magic"(ワンツースリー・マジック)。実はあまり乗り気ではなかったのに(そもそも「しつけ」という概念が嫌い)、隣にいた教育委員会の女性課長が「どうぞ」と、とDVDまで貸し出してくれて、やらざるを得ない状況になってしまった。

半信半疑で取り組み始めて、すぐに「え、こんなに?」という効果が現れた。やりかたはすごく簡単で、子どもが問題行動をとった時、怒らず、騒がず、ただ短く「That's 1!」と言う(日本語だったら「1ですよ」とでも言えばよいのだろうか)。それでも収まらないとき、または別の問題行動をとったら、「That's 2!」と言う。さらに繰り返したときは、「That's 3! Take 5!」と言って、5分間ひとりで休憩させる。

目からうろこのポイントは、「絶対に怒らない」、さらに「何も言わない」ということ。「ごめんなさい」を言わせることさえしない(しない方がよい)。著者によれば、怒ったりお小言を言ったりするのは「子どもの思うツボ」なのだと言う。もちろん、意識の上で「怒ってほしい」と思っている子どもなんていないかもしれない。だけど、「湖に石を投げると波紋が広がって、子どもはわくわくする―それと同じように、問題行動をとると親が感情的に反応する。それは子どもの本能を刺激してしまうのです」と書いてあって(本は教育委員会に返却してしまったので、あくまで記憶の中の大意です)、個人的には「なるほど!!!」と思った。

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