2019.11.08 Friday

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2011.07.16 Saturday

留学資金の調達

先日、留学を考えている友人に、留学資金のことを訊かれた。他の人の参考にもなると思うので、紹介します。

今回受給しているフルブライト奨学金は、いわゆる全額奨学金のひとつで、学費+生活費のすべてを支給してもらえる。学費は、うちの学校の場合は年間3万2千ドル(=300万円くらい/専門大学院なので州立大学にしては高め)、生活費は、扶養手当の加算まであるので、自分の場合は大体月25万円くらいを受け取っている気がする。※「気がする」と曖昧に言うのは、額が月によって異なったり、日本とアメリカの2か所からそれぞれ円とドルをもらったり、臨時の到着手当やら何やかやをおしなべて考えると、いつもよく分からなくなってしまうためです。。。

バークレー周辺は家賃がことのほか高く、今住んでいる家族寮も、学生寮にも関わらず、月の家賃が1500ドル(13万円くらい)。なので、正直なところ、月25万円では、家族の健康保険や毎学期数万円に及ぶ教科書代や長男の運動プログラムを含むすべてを賄うのはかなりきびしいものがあるけれど、それだって「大体すべてを賄える」という意味では、こんなに条件の良い奨学金はあまりないと思う。これがなければ、自分の今回の留学は不可能だった。

しかし!フルブライトには非常に厄介な制度があり、この「フル支給」は「1年目のみ」と定められている。2年目は何と「すべて込みで計1万5千ドルのみ支給」と決められていて、年間600万円に及ぶ「学費+生活費」の大半は自己責任で調達しなければならない。

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2010.09.13 Monday

家族の渡航準備

めでたく家族のビザが取得でき、あと2週間弱でアメリカに来られることが決まった。家族と離れた生活にいい加減うんざりしていたので、とても元気が出た!

今回、僕は「J-1」という交流ビザで来ているので、妻と二人の子供は「J-2」という扶養家族のビザを取った。更に、新しい生活が落ち着くまでの6か月間、妻のお母さんに助っ人に来てもらうことにしたため(本当にありがたい!)、お母さんの分は「B-2」という短期訪問ビザを取得した。

扶養家族のビザは、書類さえ整えれば特に問題ないのだけれど、B-2ビザは許可されないことも多いと聞いていたため、少々心配していた。準備した書類は以下の通り。

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2010.09.04 Saturday

大学院のアドミッションについて思うこと

早9月。授業も本格的に始まって、「いよいよこれからだなぁ」と思う一方、去年の今頃は出願を控えて、1ヶ月先が遠い未来に思えるような生活だったなぁ、と懐かしく思い出す。

小さな町役場の下っ端職員だった自分にとっては、アメリカの大学院への進学は、周囲(特に同僚)の誰からも驚かれる決断だった。自分自身も、実際のところ、こんなにキャリアから外れた自分が、どの程度大学院や奨学金に「拾って」もらえるものなのか、心もとないものがあった。

結果的には無事入学まで漕ぎつけることができて、それには多分に運の良さもあったと思うけれど、出願に際して自分が気をつけたことはただひとつ、「自分ならではのストーリーを描き出すこと」だった。そしてそれは、少なくとも奨学金や大学院の試験に関して言えば、正解だったと思う。それ一点で、通常ならばマイナス要因となるような、キャリアや専門知識の不足を補い、むしろプラス材料に変えることができた。

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2010.08.25 Wednesday

船便が到着!

待ちに待った船便が到着! 7月20日に集荷してもらったので、ちょうど35日間で届いた計算になる。今回はクロネコヤマトの単身パックを利用した。大小合わせて9箱の段ボール箱で、7万5千円。いろいろ調べた中では、断然お得だった。お届けも、わざわざ日本人の方が届けに来てくれて、どこまでも安心感のあるサービスだったと思う。

やっとこれで少し文化的な生活ができるかと思うと、うれしくてたまらない!

クロネコ荷物


2010.07.14 Wednesday

大学院出願に至るまで

振り返ってみて、留学の準備というのは、やはりそれなりのエネルギーを要する作業だったなと思う。特に自分の場合は、既に大学からも離れていたし、予備校のようなもののお世話にもならなかった(お金も時間もなかった)ので、準備を進めていても、常に「これでよいのだろうか」という不安がつきまとった。

くじけずに、より客観的に出願プロセスを乗り切る上で、いちばん支えになったのは、他でもない、同じように留学準備をする人たちのブログだった。名前は分からずとも、そこで提示される生き生きとした「ストーリー」の数々が、自分の中に大きなパワーを与えてくれた。そのことには本当に感謝していて、「自分も出願が終わったら必ず恩返しをしたい」と思っていた。実際にすべてが終わった今、どの程度参考になるか分からないけれど、1年半の準備の過程を振り返ってみたいと思う。
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